骨伝導イヤホンってどうなの?
骨伝導イヤホンを使い出してから2週間ほど経過した。便利である。非常に便利なので、レビュー記事を書くことにした。
買ったのはこれ。
8時間連続使用に惹かれて購入。
それまで使っていたのはこういうタイプ。
このタイプも使い勝手は非常にいいのだけど、ノーマルタイプのイヤホンである以上耳を塞がねばならない。骨伝導と両方持ちになったので、使う場面を分けられるようになった。
骨伝導イヤホンのメリット
耳を塞がずに音楽が聴ける。
メリットはこの1点突破の商品である。
だが、その1点の破壊力がすごい。なぜか。それは、今までイヤホンが使えなかった場面でも使えるようになるからだ。
周りの音を聞きながら音楽を聴けるという状態は骨伝導イヤホンでないと得られない体験なのである。
今まで音楽の聴けなかった場面で聴ける喜びを得られるのは非常に嬉しい。
オススメの使用例
ランニングや散歩のお供に。これは鉄板の使用例。車やバイク、踏切などなど、周りの音が聞こえるので安全、安心。耳を塞ぐタイプのイヤホンでは得られない安心感で散歩できる。
会話しながらでも使える。何となくゲームしながらの会話も可能だ。
音量を上げすぎなければ電車でも使用できる。友人と隣に座って使っていて音漏れしてるかチェックしてもらいながら使ってみたが、iPhoneの音量ゲージで真ん中以上の音量で聴いたりしなければ大丈夫だった。製品によって違いもあるだろうから、骨伝導イヤホンに変えたらできるだけ音漏れの確認はしたいところだ。
骨伝導イヤホンのデメリット
音質が良くない。
デメリットはこれに尽きる。
ハッキリ言って使い始めはガッカリする人が多いだろう。ノーマルタイプのイヤホンと比べるのは酷だ。軽く、チープな音質は覚悟した方がいい。
救いなのは、慣れてくると納得できるようになれたことだ。個人差があるだろうが、オレは慣れる事ができた。
2週間使用してみて
音が良くないので限られた場面でしか使わないかと思っていたが、耳を塞がない事のメリットが予想外に大きく、骨伝導イヤホンを選んで使う場面が増え続けている。
耳を塞がないと疲れないというのが大きな要因かも知れない。
周りの音が聞こえにくいというのは割とイライラする場面がある。骨伝導にはそれがない。
音質に慣れてきたこともあり、非常に快適になってきた。
周りの音が聞こえるので、ながら作業に適しているのだ。
バッテリーの持ちも良く、左右独立の完全ワイヤレスイヤホンの弱点である連続使用時間もカバーできる。
改善して欲しい点
・充電が専用のコードであるという点。紛失が怖い。MicroUSBのが汎用性が高く安心できるのに、自分が買った機種はマグネットでくっつくタイプの充電コード。いまどき専用のコードはいただけない。
・装着感である。悪いわけでは無い。しかし、耳を塞がないので疲れにくいというメリットを最大限に引き出すためにももっと良くしてほしい。例えば圧迫感の調整をできるようにするとか。この辺は左右分割タイプに完全に軍配が上がる。
オレの場合、もっとソフトタッチな装着感だったほうが嬉しかった。走ってもずれないのは嬉しいが、長時間着ける場合はあまり激しい動きはしないので、もっと装着感の薄い設定が欲しい。
ちなみに、オレの使ってる機種のボタン配置と機能にはとても満足している。ボリュームアップダウンの物理ボタンがあるのは本当に便利だ。ボリュームボタン長押しで曲の送りと戻しができるのも嬉しい。
生活のいろんな場面で音楽を聴きたい人は、一度試してみる事をオススメする。
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