スノーボードは楽しい。特にコツなど必要ない。確かにそうだ。異論はない。
だが、時として人は忘れてしまう。始めた頃の楽しさを。子供のような純粋さを。
時間は残酷なまでに止まることを知らない。刻み続けられる時の流れの中で、失いたくないものがある。長く生きる人生の中で、何度も忘れては思い出したこの感覚を、今こそ君に伝える。ここはひっそりとウェブの片隅に消えゆく中年の魂の叫びを聞ける場所。スノーボードだけが生きがいだった。そんな青春をスノーボードに捧げた1人の男の独り言だ。
恥ずかしいから、週刊誌を読むような気持ちで読んで忘れてくれ。ただし、正直なことを書いている事だけは保証する。
INDEX
1.人と比べない
スノーボード比べてもキリがない。比べてくるヤツは自分より上手い奴に頭が上がらない。そんな比べっこのスノーボードよりも、まっすぐスノーボードを、雪山を、昼飯を、楽しむべし。
2.下手でも堂々と楽しむ
下手なのに目立つ色は恥ずかしいとか、そういうこと言う人に結構会いました。心の制約を取っ払って、人にどう見られるか何て考えないで景色に心奪われて(マナー&ルールは守るべし)、音のしない白銀の世界に浸る。そういうスノーボード、好きです。
3.お気に入りのゲレンデを見つける(複数がより良い)
ゲレンデの特色は様々。楽しみ方もいろいろ。美味しい昼飯が食べれるゲレンデや景色のいい場所があるゲレンデ、移動距離が比較的少なくて済むところや遠いけど途中のSAが充実したところ、いい宿が近くにあるところやホテルの近くに飲み屋街のある温泉街など、複合的に色々体験して、今行きたいゲレンデに行こう。
4.優先順位を決める
スタイルを追求したり、スキルを磨いてストイックに楽しむのも自由だ。でも、こだわり過ぎて楽しさを見失うのは楽しみ方が下手すぎる。遊びに行ってるのだから、楽しむ優先度は高めに設定すべし。
5.ギア選びを楽しむ
これがなくちゃスノーボードの楽しさ半減。
ゴーグル
顔の一部。とにかくお気に入りを探してゲットすべし。レンズ選びもメッチャ大事。ミラーレンズはカッコいいけど晴れの日以外は暗いのが難点。なるべく明るいミラー、なるべくポジティブな視界の色にしてくれるやつを選んでいる。
ウェア
ゲレンデ専用服。色、デザイン、生地、シルエット、サイズ、テンションの上がるウェアを着よう。買っても買ってもシーズンが変わると新しいのが欲しくなる。
ブーツ
中でズレない、痛くない、というのを最優先にしよう。サイズが合わないなんて問題外。楽しい最中の”痛み“はいりません。個人的にはダブルBOAがラクでしっかり締めれるから好き。シングルBOAは時々増し締めしないと緩んでくイメージ。クイックレースみたいのも調子良いみたいだけど、オレはBOA派。
ビンディング
硬過ぎずに着脱がラクな奴がおすすめ。個人的にはFLOWが好き。
ボード
長さが大事。大雑把に言えば長いと小回りきかないけど高速でも安定。短いと高速時の安定感は減るけど小回りきく。基本的にそこはトレードオフ。自分にちょうど良い”かたさ“の板に出会えると幸せ。ちょっとかためが好き。
お気に入りのグラフィックの板を部屋に飾る楽しみもある。
6.かかるお金を把握する
高速代、リフト代、昼食代にホテル代、夜は飲みに行きたいし、帰りのSAで旨いもんも食いたいし、お土産だって買いたい。何となく行って、財布の中身が思ったより減ってて帰ってからガッカリするより、始めから覚悟を決めて行こう。
気持ちよく続けたいなら、かかるお金は明確にするべき。
7.仲間を作る
書いておいてこういっちゃ何だけど、できるならとっくに作っとるわ!という気持ちがある。オレには仲間をどうやって作ったらいいのか分からない。だけど、仲間とスノーボードのことばかり考えて話して暮らしていた時期は確かに幸せだった。いや、正確には面倒なことやムカつくこともあったけど、楽しいこともあった。1人じゃできなかった。
人生はいつでも気の合う仲間がいるわけじゃない。スノーボードを一緒に楽しめる仲間なんてまったく出会えない環境もある。スノーボード好きな仲間と楽しめたら、いろいろあっても楽しいってこと、忘れないよ。
とりえあず途中だけど公開
この記事はたくさん時間かけて書き上げたいので、ひとまずここで公開する。
続きは待っててね。
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