終身雇用の終焉

雑記

どうやら日本の企業に根付いていた終身雇用の夢が終焉を迎えるようだ。終身雇用が終わったからと言ってすぐ新しい雇用形態ができるわけでもなく、またもや弱者がより追いつめられるだけのような展開になるだろう。

弱者オブ弱者

日本に生まれて40年以上この国で暮らしてきた弱者オブ弱者、ザ・ロストジェネレーション世代のオレは社会構造の波にもまれたまま最後を迎える自分が容易に想像できてしまう。

オレの見た日本

この国は強者に優しく弱者に厳しい。多様性は同調圧力に揉み消され、息苦しく、弱者を追い詰め強者に媚びへつらう弱者が蔓延っているので弱者同士の団結も無い。金持ち権力者のために政治は行われ、黄巾の乱直前の中国の人々の暮らしはこんな感じだったのかも知れない、などと三国志好きのオレは想像する。

緩やかな監獄

もはや経済大国というよりただの植民地なのではないのか、などという思いも頭をよぎる。日本は「緩やかな監獄」なんて表現もどこかで見かけた記憶がある。見た時に、なるほど、上手い表現だな、などと思った。

疑問の行方

出口の見えない不況。堂々とウソをつき、隠蔽を隠さなくなっ政府。優遇される上級国民。レイプしても起訴されない人種。若者を殺す老害。路上に蔓延る酔っ払い、チンピラ。騒音を撒き散らす深夜の暴走族。減らない自殺。増える心の病。なぜ改善されないまま放置され続けるのか。放置を続ける政府がのさばり続けるのか。疑問は尽きないが答えはない。なんとかできる立場の人間が解決しようとしないまま月日は過ぎてゆく。

終身雇用

終身雇用なんて名ばかりでとっくに破綻してるじゃん。そんな声もあるだろう。ただ、トヨタのトップがそれを公言したことの影響はこれからドバドバ出てくるんだろう。ロスジェネ世代はその煽りを受け、首切りに怯える日々を迎え、再就職できないまま将来を悲観する状態でただ毎日をやり過ごす。政府は弱者を助けない。悪い未来ばかりが色濃く、深い輪郭を刻みながら近寄ってくる。

 

無職

これを書いているオレは現在無職。書類選考も入れるともう何社落とされたのか思い出せない。長引く無職期間が続き、社会から否定され続けているような嫌な空気がまとわりついてくる。それを振り払うようにこうしてブログを更新する。大きく増えることのないPVを眺めて、いつまでこのブログを続けるのか自問する。答えはない。

若者に送る言葉

状況を打破する力が欲しい。お金も技術もない。年齢だけは重ねてしまった。積み上げるもののないまま日々を過ごす若者よ。聞いて欲しい。とにかくお金になるかもしれない活動を毎日続けて欲しい。積み上げればそれは何かの価値を産むかもしれない。人生を豊かにする宝物かもしれない。毎日続けるんだ。国は守ってくれない。会社も守ってくれない。守ることを放棄する発言が発信され続けている。自分を守るのは自分で積み重ねたお金を生む活動か何かだ。今30歳?35歳?まだ間に合う。5年続ければ何かの道筋くらいできるはずだ。オレも50歳までにそんな道筋を作れるように頑張る。だから、若者よ。政府に、会社に、社会に負けないために、今から頑張ってくれ。何が得意とか不得意とかあまり考えなくてもいい。儲かるかもしれない仕組みに向かって突き進んで欲しい。一緒に頑張ろう。

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